絵画で分かる1話3分の聖書

1分は絵画鑑賞に、2分で文章が読めます。
この絵画で分かりやすい聖書は、
ギリシャ神話〉と同じく映画・美術鑑賞に
きっと役に立つアートバイブルです。
創世記

アブラムとロト

アブラハムとロト
〈アブラハムとロト〉

創世記 第12章

アブラム(アブラハム)がエジプトにはいった時エジプトびとはこの女を見て、たいそう美しい人であるとし、またパロの高官たちも彼女を見てパロの前でほめたので、女はパロの家に召し入れられた。パロは彼女のゆえにアブラムを厚くもてなしたので、アブラムは多くの羊、牛、雌雄のろば、男女の奴隷および、らくだを得た。

ところで主はアブラムの妻サライのゆえに、激しい疫病をパロとその家に下された。

パロはアブラムを召し寄せて言った、
「あなたはわたしになんという事をしたのですか。なぜ彼女が妻であるのをわたしに告げなかったのですか。あなたはなぜ、彼女はわたしの妹ですと言ったのですか。わたしは彼女を妻にしようとしていました。さあ、あなたの妻はここにいます。連れて行ってください」

パロは彼の事について人々に命じ、彼とその妻およびそのすべての持ち物を送り去らせた。

創世記 第13章

アブラムは妻とすべての持ち物を携え、エジプトを出て、ネゲブに上った。ロトも彼と共に上った。
彼が初めに築いた祭壇の所に行き、その所でアブラムは主の名を呼んだ。アブラムと共に行ったロトも羊、牛および天幕を持っていた。その地は彼らをささえて共に住ませることができなかった。アブラムの家畜の牧者たちとロトの家畜の牧者たちの間に争いがあった。

アブラムはロトに言った、
「わたしたちは身内の者です。わたしとあなたの間にも、わたしの牧者たちとあなたの牧者たちの間にも争いがないようにしましょう。全地はあなたの前にあるではありませんか。どうかわたしと別れてください。あなたが左に行けばわたしは右に行きます。あなたが右に行けばわたしは左に行きましょう」

ロトが目を上げてヨルダンの低地をあまねく見わたすと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる前であったから、ゾアルまで主の園のように、またエジプトの地のように、すみずみまでよく潤っていた。そこでロトはヨルダンの低地をことごとく選びとって東に移った。こうして彼らは互に別れた。

アブラムはカナンの地に住んだが、ロトは低地の町々に住み、天幕をソドムに移した。ソドムの人々はわるく、主に対して、はなはだしい罪びとであった。

ロトがアブラムに別れた後に、主はアブラムに言われた、
「目をあげてあなたのいる所から北、南、東、西を見わたしなさい。すべてあなたが見わたす地は、永久にあなたとあなたの子孫に与えます。わたしはあなたの子孫を地のちりのように多くします。もし人が地のちりを数えることができるなら、あなたの子孫も数えられることができましょう。あなたは立って、その地をたてよこに行き巡りなさい。わたしはそれをあなたに与えます」

アブラムは天幕を移してヘブロンにあるマムレのテレビンの木のかたわらに住み、その所で主に祭壇を築いた。

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