創世記 神は「光あれ」と言われた。すると光があった。 はじめに神は天と地とを創造された。地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。神は「光あれ」と言われた。神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。
創世記 [アダムの創造]善悪を知る木からは取って食べてはならない。 主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。主なる神は東のかた、エデンに一つの園を設けて、その造った人をそこに置かれた。
創世記 [イブの創造]人から取ったあばら骨でひとりの女を造り… 主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一つを取って、その所を肉でふさがれた。主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。
創世記 [原罪:へびの誘惑]それを食べると、あなたがたの目が開け… 「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」
創世記 [エデンの園から追放]へびがわたしをだましたのです。 主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。
創世記 [カインとアベル]兄は弟に言った「さあ、野原へ行こう」 彼らが野にいたとき、カインは弟アベルに立ちかかって、これを殺した。主はカインに言われた、「弟アベルは、どこにいますか」。カインは答えた、「知りません。わたしが弟の番人でしょうか」
創世記 [アダムとイブの系図]ノアの意味=骨折り働くわれわれを慰めるもの レメクは百八十二歳になって、男の子を生み、「この子こそ、主が地をのろわれたため、骨折り働くわれわれを慰めるもの」と言って、その名をノアと名づけた。
創世記 ノアの箱舟は3階建「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう 「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。あなたは、いとすぎの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい」
創世記 [大洪水]ノア600歳の時、雨は40日40夜、地に降り注いだ。 7日の後、洪水が地に起った。それはノアの600歳の2月17日であって、その日に大いなる淵の源は、ことごとく破れ、天の窓が開けて、雨は40日40夜、地に降り注いだ。
創世記 [ノアの燔祭]はとのくちばしには、オリブの若葉があった。 7日待って再びはとを箱舟から放った。はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。さらに7日待ってまた、はとを放ったところ、もはや彼のもとには帰ってこなかった。
創世記 [ノアの泥酔]カナンはのろわれよ。彼はしもべのしもべとなって… 農夫となり、ぶどう畑をつくり始めたが、彼はぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。カナンの父ハムは父の裸を見て、外にいるふたりの兄弟に告げた。セムとヤペテとは着物を取って肩にかけ、うしろ向きに歩み寄って父の裸をおおった。
創世記 [バベルの塔]さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。 彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」