聖福者ティモティオ・ジャッカルドは、印刷・出版というメディアを通じて福音を伝えることに生涯を捧げたイタリアの司祭です。謙虚・忍耐深く、マリアへの信心を深めた彼の歩みをやさしく振り返ります。

聖ヨハネ・デ・ブレブーフと聖イサク・ジョーグらは、17世紀、カナダで宣教活動を行い、過酷な状況のなかで殉教したイエズス会の宣教師たちです。異文化を尊重しながら福音を伝え、命をささげたその信仰の歩みをやさしく紹介します。

聖十字架のパウロは、17世紀末から18世紀に生きた司祭で、イエス・キリストの受難の愛を宣べ伝える修道会「御受難会」を創立しました。彼の歩みは、苦しみの中にこそ神の愛を見つめる信仰と献身の証です。

聖書の四福音書――マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ。それぞれの視点で同じイエスを語り、異なる角度から神の愛を映し出します。4人の物語の違いと共通点をやさしく解説します。

パウロ「ただルカだけが私と一緒にいる」 10月18日は、カトリック教会で「聖ルカ福音記者」を記念する日です。 ルカは、イエス・キリストの言葉と働きを丁寧に記録した人物であり、医師であり、また差別された人々にも寄り添った福音書の作者でもありま…

聖イグナチオ（アンチオケの）は、初代教会の司教として信仰と一致を説いた人物です。ローマへ護送される途中に書いた7つの手紙は、教会の一致とキリストへの愛を語る貴重な証となっています。

聖ヘドビッヒは、ポーランド王家の侯爵夫人として平和と慈善に尽くした聖女です。争いの時代にあっても祈りと奉仕を貫き、神への信頼を生きたその生涯を紹介します。

聖マルガリタ・マリア・アラコックは、イエス・キリストの「み心の信心」を広めたフランスの修道女です。祈りと苦しみを通して、多くの人に神の愛を伝えたその生涯をやさしく紹介します。

アビラの聖テレジアは、神の幻視に導かれながら祈りと愛の道を歩んだスペインの修道女です。カルメル会を改革し、『霊魂の城』などを著して多くの人に神の光を伝えました。

10月14日は、カトリック教会で「聖カリスト１世（聖カリストス１世）」を記念する日です。 彼はかつて宮廷奴隷という境遇から教皇（ローマの司教）へと召され、数々の困難や批判を乗り越えて信仰の道を全うされました。その生涯には、赦しや回心というテ…

フランシスコ・ザビエルは、日本に初めてキリスト教を伝えたイエズス会の宣教師。異文化に真摯に向き合い、対話を通して信仰を伝えた情熱の人。その生涯と日本への思いをたどります。

ベルニーニの《聖テレサの法悦》は、神の愛に貫かれた魂の一瞬を大理石に刻んだ奇跡の彫刻。官能と神秘が交錯する表情に込められた信仰の深みを、６つの視点から解き明かします。