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エゼキエルが見た神とは?
はたして、エゼキエルが見た神とはなんだったのでしょうか。
かなり前ですが、アポロが初めて月着陸に成功した時、その着陸船があまりにエゼキエルの神と似ていると読んだことがあります。
確かにエゼキエルが描写した神は、着陸船と思われるような形をしています。
はたして、それは未来からきた、あるいはすでに地球に来ていた宇宙人の着陸船だったのでしょうか。
ここに、エゼキエルが見た神のイラストや絵画を集めてみました。月着陸船を知らなかった画家たちは、神のイメージにとらわれて描写しています。
エゼキエル書第1章全文
- 第三十年四月五日に、わたしがケバル川のほとりで、捕囚の人々のうちにいた時、天が開けて、神の幻を見た。
- これはエホヤキン王の捕え移された第五年であって、その月の五日に、主の言葉がケバル川のほとり、カルデヤびとの地でブジの子祭司エゼキエルに臨み、主の手がその所で彼の上にあった。
- わたしが見ていると、見よ、激しい風と大いなる雲が北から来て、その周囲に輝きがあり、たえず火を吹き出していた。その火の中に青銅のように輝くものがあった。
- またその中から四つの生きものの形が出てきた。その様子はこうである。彼らは人の姿をもっていた。
- おのおの四つの顔をもち、またそのおのおのに四つの翼があった。
- その足はまっすぐで、足のうらは子牛の足のうらのようであり、みがいた青銅のように光っていた。
- その四方に、そのおのおのの翼の下に人の手があった。この四つの者はみな顔と翼をもち、翼は互に連なり、行く時は回らずに、おのおの顔の向かうところにまっすぐに進んだ。
- 顔の形は、おのおのその前方に人の顔をもっていた。四つの者は右の方に、ししの顔をもち、四つの者は左の方に牛の顔をもち、また四つの者は後ろの方に、わしの顔をもっていた。
- 彼らの顔はこのようであった。その翼は高く伸ばされ、その二つは互に連なり、他の二つをもってからだをおおっていた。
- 彼らはおのおのその顔の向かうところへまっすぐに行き、霊の行くところへ彼らも行き、その行く時は回らない。
- この生きもののうちには燃える炭の火のようなものがあり、たいまつのように、生きものの中を行き来している。火は輝いて、その火から、いなずまが出ていた。
- 生きものは、いなずまのひらめきのように速く行き来していた。
- わたしが生きものを見ていると、生きもののかたわら、地の上に輪があった。四つの生きものおのおのに、一つずつの輪である。
- もろもろの輪の形と作りは、光る貴かんらん石のようである。四つのものは同じ形で、その作りは、あたかも、輪の中に輪があるようである。
- その行く時、彼らは四方のいずれかに行き、行く時は回らない。
- 四つの輪には輪縁と輻とがあり、その輪縁の周囲は目をもって満たされていた。
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- 生きものが行く時には、輪もそのかたわらに行き、生きものが地からあがる時は、輪もあがる。
- 霊の行く所には彼らも行き、輪は彼らに伴ってあがる。生きものの霊が輪の中にあるからである。
- 彼らが行く時は、これらも行き、彼らがとどまる時は、これらもとどまり、彼らが地からあがる時は、輪もまたこれらと共にあがる。生きものの霊が輪の中にあるからである。
- 生きものの頭の上に水晶のように輝く大空の形があって、彼らの頭の上に広がっている。
- 大空の下にはまっすぐに伸ばした翼があり、たがいに相連なり、生きものはおのおの二つの翼をもって、からだをおおっている。
- その行く時、わたしは大水の声、全能者の声のような翼の声を聞いた。その声の響きは大軍の声のようで、そのとどまる時は翼をたれる。
- また彼らの頭の上の大空から声があった。彼らが立ちとどまる時は翼をおろした。
- 彼らの頭の上の大空の上に、サファイヤのような位の形があった。またその位の形の上に、人の姿のような形があった。
- そしてその腰とみえる所の上の方に、火の形のような光る青銅の色のものが、これを囲んでいるのを見た。わたしはその腰とみえる所の下の方に、火のようなものを見た。そして彼のまわりに輝きがあった。
- そのまわりにある輝きのさまは、雨の日に雲に起るにじのようであった。
主の栄光の形のさまは、このようであった。わたしはこれを見て、わたしの顔をふせたとき、語る者の声を聞いた。