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今日の聖人は聖ジャンヌ・ド・レストナック|聖マリア修道女会を創立したフランスの教育者[2月3日]

2月3日は、カトリック教会で「聖ジャンヌ・ド・レストナック」を記念する日です。

聖ジャンヌは、母として五人の子を育てた後、聖マリア修道女会を創立し、人生の後半を教育と信仰のためにささげた女性でした。

家庭と社会、その両方を生き抜いた彼女の歩みは、今を生きる私たちにも深い示唆を与えてくれます。

聖ジャンヌ・ド・レストナック|プロフィール

  • 名前
    ジャンヌ・ド・レストナック/Jeanne de Lestonnac
  • 生没年
    1556年〜1604年
  • 出身地・時代背景
    フランス・ボルドー、宗教改革後の緊張が続く16世紀
  • 肩書き・役職
    修道会創立者、教育事業の先駆者

聖ジャンヌ・ド・レストナックの生涯

青年期から家庭人としての歩み

ジャンヌは、フランスのボルドーにある裕福な家庭に生まれました。

17歳で結婚し、五人の子どもを育てながら、家庭を大切にする日々を送ります。

この時期の経験が、後の教育活動の土台となりました。

信仰と奉仕への転機

41歳のとき、ジャンヌは夫と死別します。

深い悲しみの中でも、彼女は慈善事業や福祉活動に身を投じました。

子どもたちが成長し独立すると、ジャンヌは新たな使命を見出します。

それは、若い女性のために人生をささげることでした。

聖マリア修道女会の創立

ジャンヌは、聖イグナチオ・ロヨラの霊性を学び、それを女性の教育に生かそうと考えます。

こうして創立されたのが、聖マリア修道女会です。

この修道会は、教育事業に本格的に取り組んだ最初の女子修道会として知られています。

各地に修道院や女学校が設立され、多くの若者が学びの機会を得ました。

晩年と評価

ジャンヌは修道会を導きながら、1604年に世を去りました。

その生涯は、母性と信仰、そして教育への情熱に貫かれていました。

聖ジャンヌ・ド・レストナックの名言・エピソードから学ぶ

「若者の心を導くことは、未来を神にささげることです」

この言葉は、教育を信仰の使命として捉えたジャンヌの姿勢を表しています。

学ぶことは知識だけでなく、生き方を育てる行為であると彼女は考えていました。

カトリック的ポイント解説

聖ジャンヌが大切にしたのは、信仰と教育の一致です。

人は学びを通して、自分の使命を見つけていく。

この考え方は、現代の信仰生活にも深く結びついています。

家庭、学校、社会の中で信仰を生きる姿を示してくれました。

聖ジャンヌ・ド・レストナック|ゆかりの地・書籍・活動

フランス各地には、聖マリア修道女会に由来する教育施設が残されています。

また、この修道会は1959年に日本へ渡来しました。

東京、秦野、千葉で、幼稚園や学生寮を通して信仰教育に奉仕しています。

まとめ|今日の聖人から学べること

聖ジャンヌ・ド・レストナックは、人生の段階ごとに使命を見いだした聖人です。

母として家庭を支え、夫を失った後は社会に仕え、晩年には教育にすべてを注ぎました。

その歩みは、どの時期の人生にも意味があることを教えてくれます。

今できることを大切にし、次の世代へ希望をつなぐ。

聖ジャンヌの生き方は、静かですが力強い励ましとなるでしょう。

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