「割礼しなさい」
と、なんで、ワシ)が言ったかわかる?
「割礼って何?」って
男子が生まれたら8日めに、
大事な部分の包皮を一部切除すること。
パウロって知ってる?
彼はね、無割礼で良き人と判断されたら
そのしるしに割礼を受けるって解釈したの。
「でも、なんで割礼が契約の証になるの」
ぶっちゃけ言うとね
「包茎」に悩んでいる男が多くなってたの。
昔も今も同じなの。
テレビのCM「UENOMAN」知ってるよね。
黒のタートルネックで顔の下半分隠して
数人の若者がダンスしているCMね。
最後に全部顔出すでしょ。
別に皮かぶりでも、
子孫繁栄には、な〜の関係もないのよ。
でも、女子は嫌うよね
「カスがたまるから不潔」って。
だから、割礼を契約の証にしたら
もう、男子は悩まなくていいでしょ。
み〜んな悩んで大きくなったのよ。
また、後のことになることだけど、
イエスは12月25日に生まれるのね。
1月1日に生まれた方が
区別しやすくていいと思わない?
はじめに言ったこと覚えてる?
割礼をするのは、8日後なの。
12月25日生まれなら、
8日後は、1月1日になるからよ。
今はもう、割礼しなくても
キリスト教に入ることはできる。
割礼は、な〜んの意味もなくなったの。
これを機にね、
アブラムとサライの名も変えたの。
今では、みんながよく知っている
アブラハムとサラにね。
アブラムとアブラハムの名の違いはね
アブラムはただの名前。
アブラハムには「国民の父」の意味があるの。
同じように
サライからサラにしたのも
彼女を国々の「民の母」としたから。
国々の民の母にしたのだから、
サラは子供を産まなければならない。
「今100歳のサラに子が産めるのか」
アブラハムは、サラの歳を考えて疑ったの。
ワシ、言ってあげたよ
「イサクが生まれるから」って。