絵画で分かる1話3分の聖書

1分は絵画鑑賞に、2分で文章が読めます。
この絵画で分かりやすい聖書は、
ギリシャ神話〉と同じく映画・美術鑑賞に
きっと役に立つアートバイブルです。
バチカン

バチカンで、能「復活のキリスト」

バチカン勧進能
Twitter画像より

【海外公演情報】日本バチカン国交樹立75周年 バチカン勧進能
2017年6月23日(金)19:00 24日(土)17:00 バチカン カンチェレリア宮殿
23日 能「翁」(宝生流)、能「羽衣」(金剛流)
24日 能「翁」(宝生流)、復曲能「復活のキリスト」(宝生流)
https://twitter.com/hoshokai159/status/842556200088621056

バチカンで能「復活のキリスト」幻の演目 54年ぶりよみがえる
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2017060902000197.html

 六百五十年ほどの歴史を持つ能は、日本に伝来するまで洋の東西の影響を受けながら発展してきた。日本では神仏習合に適応し、さまざまな宗教や神も受け入れてきた。例えば、天下太平を祈る「翁(おきな)」のように「すべての人の心の中にある神を映し出す」という趣旨の曲もある。

 和英は近年、イタリアで公演を重ね、舞台美術に工夫を凝らした「高砂」「乱(みだれ)」といった曲で好評を得てきた。観客が祈るように鑑賞している姿を舞台から見て「ミサに近いと思った」と話す。バチカンで能が上演される機会が少ないことから、今回の上演に気合をみなぎらせている。
「復活のキリスト」は、ドイツ人宣教師の原作を五七年に宝生流十七世宗家の宝生九郎(〇〇~七四年)が演出とシテで初演。キリストがよみがえり、それを見届けた信徒の女性たちとのきずなを描く。六三年の再演後は「廃曲」となっていたが、最近、流派の蔵からこの曲で使われた冠や装束類、謡(うたい)や所作の書き付けなどが見つかり、復曲の機運が高まっていた。

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