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パオロ・ヴェロネーゼ〈イサクの犠牲〉ヴェロネーゼ〈イサクの犠牲〉

アブラハムを試すために
「イサクを犠牲にしなさい」
って言っちゃって、その時
ワシ、天使たちから凄〜い非難を受けたの!

神のメッセンジャーガブリエルは
「神様は人の心を試さずともお分かりのはず」

癒しのラファエルは
「神様、何か他に方法はなかったのですか?」

誠のウリエルは
「人を試すなど、神様のなさることでは……」

戦いのミカエルは
「……(無言)」

これはね。わからない人間のために
わかってもらう例として
あえて、アブラハムを試したの。

こういうハッキリした出来事があれば、
わかりやすいでしょ。
こんな信仰心があれば、神様が
いっぱい祝福を与えちゃうってね。

この犠牲に捧げようとした場所を
「アドナイ・エレ」というのはね。
「主の山に備えあり」という意味。

わしと一緒にいれば、
どんな備えもあるから、
安心しなさいという意味なの。

それにしても、
天使たちには不評だったね〜!

でもね、たぶんたけど、アブラハムは、
ワシの意図をわかっていたのね。

だから、
アブラハムは涙を流さず、説明もしないで、
手でイサクに芝の上に寝るよう指示したの。

まあ、イサクも偉かったな〜
じっと、父アブラハムの目を見て
何も問わず、芝の上に寝たんだから。

今から殺されるとわかっていたはず。
普通の子供なら、
怖がって、泣きわめくところよね。

この父アブラハムに、この子イサクあり!
って、ところだね。

【お詫び】 ただの冗談です。イエス様やキリスト教に対する悪意はありません。