絵画で分かる旧約聖書・新約聖書

旧約聖書・新約聖書はとても読みづらいです。
この絵画で分かりやすい聖書は、
ギリシャ神話〉と同じく映画・美術鑑賞に
とても役に立つ聖書・アートバイブルです。
創世記

ハガルの追放

ハガルの追放
〈ハガルの追放〉

創世記 第21章

主は、さきに言われたようにサラを顧み、告げられたようにサラに行われた。サラはみごもり、神がアブラハムに告げられた時になって、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。

アブラハムは生れた子、サラが産んだ男の子の名をイサクと名づけた。

アブラハムは神が命じられたように八日目にその子イサクに割礼を施した。アブラハムはその子イサクが生れた時百歳であった。

そしてサラは言った、
「神はわたしを笑わせてくださった。聞く者は皆わたしのことで笑うでしょう」
また言った、「サラが子に乳を飲ませるだろうと、だれがアブラハムに言い得たであろう。それなのに、わたしは彼が年とってから、子を産んだ」

さて、おさなごは育って乳離れした。イサクが乳離れした日にアブラハムは盛んなふるまいを設けた。サラはエジプトの女ハガルのアブラハムに産んだ子が、自分の子イサクと遊ぶのを見て、アブラハムに言った、
「このはしためとその子を追い出してください。このはしための子はわたしの子イサクと共に、世継となるべき者ではありません」

ハガルの追放
グエルチーノ〈ハガルの追放〉

この事で、アブラハムはその子のために非常に心配した。
神はアブラハムに言われた、
「あのわらべのため、またあなたのはしためのために心配することはない。サラがあなたに言うことはすべて聞きいれなさい。イサクに生れる者が、あなたの子孫と唱えられるからです。しかし、はしための子もあなたの子ですから、これをも、一つの国民とします」

そこでアブラハムは明くる朝はやく起きて、パンと水の皮袋とを取り、ハガルに与えて、肩に負わせ、その子を連れて去らせた。

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