※本ページにはプロモーションが含まれています。

堕天使ルシファー〈堕天使ルシファー〉

堕天後はサタンと呼ばれたルシファー(Lucifer)とはラテン語で「明けの明星」光をもたらす者。天使の位では、大天使ガブリエル、ミカエル、ラファエルと同じく最上位です。

ルシファーが堕天した理由!

ミルトンの『失楽園』によると、

地獄に落とされたルシファーはサタンと呼ばれ、神が新しい光ある世界(地球と人類)を創造することを知り、地球を目指します。エデンの園に侵入し、ヘビに化身し、イブを誘惑し、人類を堕落させます。武力で果たせなかったことを、権謀術数をもって隠密裏に遂行します。これが、サタンの神に対する復讐であったのです。

以下は、ルシファーについて聖書で語られている部分です。

ルシファー[イザヤ書 第14章]

黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。
あなたはさきに心のうちに言った、
『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果なる集会の山に座し、雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』
しかし、あなたは陰府(地獄)に落され、穴の奥底に入れられる。

ミカエルの堕天使追放ドレ〈ミカエルの堕天使追放〉失楽園

ルシファー[エゼキエル書 第28章]

あなたは知恵に満ち、美のきわみである完全な印である。
あなたは神の園エデン(地球の「エデン」ではありません)にあって、もろもろの宝石が、あなたをおおっていた。

わたしはあなたを油そそがれた守護のケルブと一緒に置いた。
あなたは神の聖なる山にいて、火の石の間を歩いた。

あなたは造られた日から、あなたの中に悪が見いだされた日まではそのおこないが完全であった。

あなたの商売が盛んになると、あなたの中に暴虐が満ちて、あなたは罪を犯した。

それゆえ、わたしはあなたを神の山から汚れたものとして投げ出し、守護のケルブはあなたを火の石の間から追い出した。

あなたは自分の美しさのために心高ぶり、その輝きのために自分の知恵を汚したゆえに、わたしはあなたを地に投げうち、王たちの前に置いて見せ物とした。

ルシファー[ルカによる福音書 第10章]

「主よ、あなたの名によっていたしますと、悪霊までがわたしたちに服従します」

彼らに言われた、
「わたしはサタンが電光のように天から落ちるのを見た。わたしはあなたがたに、へびやさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けた。だから、あなたがたに害をおよぼす者はまったく無いであろう。しかし、霊があなたがたに服従することを喜ぶな。むしろ、あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい」

ルシファー[ヨハネの黙示録 第9章]

第五の御使が、ラッパを吹き鳴らした。

するとわたしは、一つの星(後にルシファーと考えられた?)が天から地に落ちて来るのを見た。この星に、底知れぬ所の穴を開くかぎが与えられた。そして、この底知れぬ所の穴が開かれた。すると、その穴から煙が大きな炉の煙のように立ちのぼり、その穴の煙で、太陽も空気も暗くなった。

その煙の中から、いなごが地上に出てきたが、地のさそりが持っているような力が、彼らに与えられた。
しかし、それらは地上の草やどんな青物にも、あるいはどんな樹木にも害を加えないように、ただ額に神の刻印を持っていない人間だけにするように、と言い渡された。