絵画で分かる旧約聖書・新約聖書

旧約聖書・新約聖書はとても読みづらいです。
この絵画で分かりやすい聖書は、
ギリシャ神話〉と同じく映画・美術鑑賞に
とても役に立つアートバイブルです。
天使聖人

天使の9階級

神とその子
ギュスターブ・ドレ〈神とその子〉失楽園

第8階級「大天使」に属しているガブリエルは智天使、ミカエルは熾天使、ラファエルは座天使ともいわれる。堕落前のルシファーは、熾天使で最上位に属していた。

(主にウキィペディアより)
1.熾天使(してんし:セラフィム Seraphim)
「天使の階級」では最上位。三対六枚の翼を持ち、2つで頭を、2つで体を隠し、残り2つの翼ではばたく。ヤハウェ神への愛と情熱で体が燃えているため、熾(燃える、などの意)天使といわれる。
天使長ミカエル、ウリエル、ルシファー(サタン)

2.智天使(ちてんし:ケルビム Cherubim)
「天使の階級」では第2位に位置づけられる天使。創世記によると、主なる神はアダムとエバを追放した後、命の木への道を守らせるためにエデンの園の東に回転する炎の剣とともにケルビムをおいたという。
ガブリエル、堕天前のベルゼブブ

(エゼキエル書 第10章)
これがすなわちわたしがケバル川のほとりで、イスラエルの神の下に見たかの生きものである。わたしはそれがケルビムであることを知っていた。これにはおのおの四つの顔があり、おのおの四つの翼があり、また人の手のようなものがその翼の下にあった。その顔の形は、ケバル川のほとりでわたしが見たそのままの顔である。おのおのその前の方にまっすぐに行った。

3.座天使(ざてんし:スローンズ Thrones)
「天使の階級」では第3位に位置づけられる天使。日本正教会ではギリシャ語から宝座と訳されている。名は「玉座」や「車輪」の意で、唯一神たる主の戦車を運ぶ者とされる。また、「意思の支配者(Lords of Will)」の異名も持つ。
ラファエル(?)

4.主天使(しゅてんし:ドミニオンズ Dominions)
「天使の階級」では第4位に位置づけられる天使。名は「統治」「支配」の意。神の威光を知らしめるため、様々な働きを担うとされる。また、そのシンボルは「笏」である。

天国と天使たちをみつめるダンテとベアトリーチェ:神曲
ギュスターブ・ドレ〈天国と天使たちをみつめるダンテとベアトリーチェ〉神曲

5.力天使(りきてんし:ヴァーチュス Virtues)
「天使の階級」では第5位に位置づけられる天使。名は「高潔」「美徳」を意味する。実現象としての奇跡を司り、それをもって英雄に勇気を授けるとされる。キリストが天に召される時に、付き添ったのも力天使たちであるという。 また、カインの誕生の際に産婆の役目も務めたとされる。

6.能天使(のうてんし:パワーズ Powers)
「天使の階級」では第6位に位置づけられる天使。神の掟を正しく実行にうつす働きを司る能力の天使。神に対して加えられた侮辱をつぐなう方法を教える。

7.権天使(けんてんし、ごんてんし:プリンシパリティーズ Principalities)
「天使の階級」では第7位に位置づけられる天使。国家及びその指導者層の守護。国家の興亡。悪霊からの守護を司る。

8.大天使(だいてんし:アークエンジェルズ Archangels)
「天使の階級」では第8位に位置づけられる天使。天使の中でも神意を体現する偉大な天使という意味で大天使と呼ばれるようになった。しかし、厳密な位階が定義されているわけではなく、例えば神の御前の特別な居場所を持つ天使はたいてい大天使と解釈される。
ガブリエル、ミカエル、ラファエルを一般的に三大天使として、ウリエルを入れて四大天使といわれる。
また、「ファウスト」で有名なサタンの代役をも務める地獄の七大君主の一人であるメフィストフェレスも堕落したもとは大天使。

9.天使(てんし:エンジェルズ Angels)
「天使の階級」では第9位に位置づけられる天使。名もなき大多数の天使たち。

前のページへ 次のページへ